女性のための終活ノート〜お墓選びから始める自分らしい人生〜

人生の最期まで自分らしく生きたい女性のための終活情報サイトです。お墓選びをきっかけに、エンディングノートの書き方、資産整理、家族との向き合い方まで、女性ならではの視点で丁寧にサポート。あなたらしい人生の締めくくりを一緒に考えましょう。

ブログ運営者の紹介

「女性のための終活ノート〜お墓選びから始める自分らしい人生〜」をご覧いただき、ありがとうございます。このブログを運営している山田恵子と申します。

54歳の私が、なぜ終活について発信するようになったのか。それには、私自身の人生で経験した様々な出来事が深く関わっています。今日は、少し長くなりますが、私の人生の歩みと、このブログに込めた想いをお話しさせていただきたいと思います。

人生の転機と気づき

結婚から専業主婦時代

25歳で結婚し、20年間専業主婦として家庭を支えてきました。夫の仕事を支え、子どもたちの成長を見守ることが私の全てでした。長女と長男を育てながら、「家族のために生きることが私の幸せ」だと信じて疑いませんでした。

しかし、45歳の時、人生が大きく変わる出来事が起こりました。夫の不倫が発覚したのです。

離婚という人生の分岐点

「20年間、家族のためだけに生きてきた自分に、一体何が残っているのか」

離婚を決意した時、私は深い絶望の中にいました。専業主婦だった私には、経済的な基盤も、社会での経験もありませんでした。でも、子どもたちのためにも、そして何より自分自身のために、新しい人生を歩み始めることを決意しました。

離婚後は、パートタイムの事務職から始めました。最初は慣れない仕事に戸惑うことばかりでしたが、徐々に「自分の力で生きていく」ことの意味を理解していきました。そして何より、「自分の人生は自分で決める」という強い意志を育むことができました。

母親の介護と看取りの体験

離婚から3年後、今度は認知症を患った母親の介護が始まりました。一人娘として、仕事をしながらの介護は想像以上に過酷でした。

母の症状が進行するにつれ、私は初めて「死」というものを身近に感じるようになりました。そして、自分もいつかは同じ道を歩むのだということを実感したのです。

母を看取った後、遺品整理をしながら思いました。「もし自分に何かあったら、誰がこれらを整理するのだろう」「子どもたちに迷惑をかけたくない」「でも、どうすればいいのかわからない」

この時の不安と戸惑いが、私の終活への関心の始まりでした。

子どもたちの巣立ちと自分自身との向き合い

長女が就職し、長男が大学院に進学して家を出た後、私は改めて自分自身と向き合うことになりました。

「子育てが終わって、ふと気づいたら50歳を過ぎていました。残りの人生をどう生きるか、真剣に考えるようになったんです」

一人になった時間の中で、私は自分の人生を振り返り、これからの生き方について深く考えるようになりました。

終活アドバイザーとしての歩み

学びへの挑戦

母親の死をきっかけに終活に興味を持った私は、52歳で終活アドバイザーの資格取得に挑戦しました。久しぶりの本格的な勉強は大変でしたが、「同じような悩みを持つ女性の力になりたい」という想いが私を支えてくれました。

勉強を進める中で、終活には様々な側面があることを学びました。お墓や葬儀のことだけでなく、エンディングノートの書き方、財産の整理、家族との関係性の見直しなど、人生の総仕上げとして考えるべきことがたくさんあることを知りました。

女性特有の終活課題への気づき

資格取得の過程で、女性の終活には男性とは異なる特有の課題があることを深く理解しました。

女性は平均寿命が長いため、一人で過ごす期間が長くなりがちです。また、専業主婦だった方は経済的な知識が不足していることが多く、相続や保険について不安を抱えやすいのです。さらに、家族関係の調整役を担うことが多い女性は、自分のことよりも家族のことを優先して考えがちで、感情的な整理にも時間がかかります。

「男性向けの終活情報は多いけれど、女性の心に寄り添った情報は少ないと感じました。だからこそ、女性目線での終活支援が必要だと思ったんです」

現在の活動

現在は終活アドバイザーとして、記事執筆を中心に活動しています。女性誌やWebメディアで終活に関する記事を書かせていただく中で、多くの女性読者の方から共感の声をいただいています。

また、月に数回、個人相談やセミナーも行っています。特に50代以上の女性からの相談が多く、「同じ女性だからこそ話しやすい」「実体験があるから説得力がある」という声をよくいただきます。

私が大切にしていること

共感と理解

私が最も大切にしているのは、相談者の気持ちに深く共感することです。離婚、介護、看取り、一人暮らし。私自身が経験してきた様々な困難があるからこそ、同じような状況にある女性の痛みや不安を理解できると思っています。

「私も同じような経験をしました」という言葉には、深い想いが込められています。一人で悩んでいる方に、「あなたは一人じゃない」ということを伝えたいのです。

現実的で前向きな視点

終活というと、どうしても暗いイメージを持たれがちです。でも私は、終活を「死ぬための準備」ではなく、「残りの人生をより良く生きるための準備」だと考えています。

自分の人生を振り返り、大切なものを見つめ直し、本当に大切な人との関係を深める。そして、自分らしい人生の締めくくりを考える。終活は、人生をより豊かにするための前向きな活動なのです。

女性の自立への支援

離婚を経験し、一人で人生を切り開いてきた私は、女性の自立を強く支持しています。

「女性だからといって、誰かに依存する必要はありません。自分の人生は自分で決められるんです」

年齢に関係なく、いつからでも新しい人生は始められます。私自身がその証明だと思っています。

保有資格と専門性

現在、以下の資格を保有しています。

終活アドバイザー1級
終活全般に関する専門知識を有し、個人の状況に応じたアドバイスができる資格です。

エンディングノート認定講師
エンディングノートの書き方を指導できる資格で、セミナーや個人指導で活用しています。

ファイナンシャルプランナー3級
終活には経済的な準備が欠かせないため、基本的な金融知識を身につけました。

整理収納アドバイザー2級
生前整理や断捨離のアドバイスに役立てています。

これらの資格は、より専門的で正確な情報をお伝えするために取得しました。でも、何より大切なのは実体験に基づく理解と共感だと考えています。

私の日常と価値観

現在の生活

横浜市内のマンションで一人暮らしをしています。離婚後に購入した1LDKの部屋は、私らしいシンプルで温かみのある空間です。

一人暮らしを始めた頃は寂しさを感じることもありましたが、今では自分のペースで生活できる自由を心から楽しんでいます。

趣味と日常の楽しみ

読書が私の大きな楽しみの一つです。特にエッセイや自己啓発書を愛読しており、最近は終活関連の書籍も積極的に読んでいます。新しい知識を得ることで、読者の皆様により良い情報をお伝えできると考えています。

ヨガは週2回、近所のスタジオに通っています。「心と体の健康が終活の基本」だと考えており、自分自身の健康管理にも気を配っています。

料理も大切な時間です。一人分の料理を作ることで、一人暮らしの楽しさを見つけています。時には子どもたちを招いて、一緒に食事をすることもあります。

一人旅は私の新しい趣味です。年に数回、気になる場所を訪れています。「自分のペースで好きなところに行ける自由」を満喫しており、旅先での出会いや発見が私の人生を豊かにしてくれています。

家族との関係

離婚した元夫とは必要最小限の連絡のみですが、子どもたちとは良好な関係を保っています。月に1回程度、子どもたちと食事をするのが私の楽しみです。

「子どもたちには、私の終活について少しずつ話しています。重い話題ではなく、将来の希望として」

子どもたちも私の新しい生き方を理解し、応援してくれています。

日々の習慣

毎朝、コーヒーを飲みながら日記を書くことから一日が始まります。その日の予定や気持ちを整理することで、充実した一日を過ごせると考えています。

また、週末には近所の図書館に通い、終活関連の最新情報をチェックしています。常に新しい知識を吸収し、読者の皆様により良い情報をお伝えしたいと思っています。

読者の皆様への想い

女性の人生への深い理解

私は、女性の人生には様々な転機があることを身をもって理解しています。結婚、出産、子育て、介護、離婚、死別、子どもの巣立ち。それぞれの段階で女性が直面する課題を、自分自身の体験として知っています。

「女性の人生は、男性以上に変化に富んでいます。だからこそ、その時々に応じた終活の考え方が必要なんです」

終活への新しい視点

従来の終活情報は「死への準備」という暗いイメージがありました。でも私は、終活を「残りの人生をより良く生きるための準備」として、明るく前向きに捉えています。

「終活は、自分らしい人生の総仕上げです。後悔のない、満足できる人生にするための大切な作業なんです」

一人で悩まないでほしいという願い

私自身も様々な困難を一人で乗り越えてきました。その経験から、同じような悩みを持つ女性には一人で抱え込まないでほしいと強く願っています。

「私のブログが、同じような悩みを持つ女性の心の支えになれば嬉しいです。一人じゃないということを、ぜひ感じてほしいんです」

自分らしい人生への応援

私の最大の願いは、読者一人ひとりが自分らしい人生を歩むことです。

「年齢に関係なく、いつからでも自分らしい人生は始められます。終活をきっかけに、本当に大切なものを見つけてほしいと思います」

このブログに込めた想い

このブログ「女性のための終活ノート〜お墓選びから始める自分らしい人生〜」には、私の人生経験と学んだことのすべてが込められています。

お墓選びから始まって、エンディングノートの書き方、家族との関係、経済的な準備、心の整理まで。女性が終活を進める上で必要な情報を、私自身の体験を交えながらお伝えしていきます。

特に、同じような経験をされた方、これから経験される可能性のある方に、少しでも参考になる情報をお届けしたいと思っています。

最後に

長い自己紹介をお読みいただき、ありがとうございました。

私の人生は決して順風満帆ではありませんでした。でも、その経験があったからこそ、今の私があり、このブログを通じて皆様とお話しできています。

人生には予期せぬ出来事が起こります。でも、どんな状況になっても、自分らしく生きることはできます。終活は、そのための大切な準備なのです。

このブログが、皆様の人生をより豊かにするお手伝いができれば、これ以上の喜びはありません。

ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお声かけください。一緒に、自分らしい人生の歩み方を考えていきましょう。


山田恵子
終活アドバイザー1級・エンディングノート認定講師
「女性のための終活ノート〜お墓選びから始める自分らしい人生〜」運営者

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